白いきんつばってなあに?
「白いきんつば」とは希少な「白小豆」100%作られたきんつばのことです。
私たちが日頃よく目にする白あんは、手亡(てぼう)と言い白いんげん豆から作られたあんこを指します。
あっさりとしていますが、風味が乏しいことから、赤小豆好きの方は選ばれないことが多いです。
その点、白小豆は小豆の風味はそのまま、すっきりとした味わいでとても人気があります。
「幻の白小豆」とも呼ばれる「白小豆」その所以は
赤小豆に比べ、僅か0.1%の栽培量という非常に価値の高い小豆、それが「白小豆」です。
栽培が難しいうえに、選別にも人の目が必要になる等、とても手間がかかるため中々手に入れることができません。また、一度にたくさん炊くことが難しいため、少量ずつ数日かけてあんこを炊き上げています。
つやよくふっくらと炊かれた白あんのふくよかな甘みは、まさに至極の逸品です。
炊き上げたあんこに寒天を加えて冷やし、四角い形に切り分けたら、小麦粉の皮をつけて焼き上げます。
一面ずつ丁寧に、合計六面を焼いたら白い「きんつば」の完成です。
焼き進めていくうちに鉄板の熱がきんつばに伝わり、五面・六面と進む頃にはかなりの熱さ。
角の部分が生焼けにならないよう細心の注意を払って焼き上げます。
当店の「白いきんつば」は、ひとつひとつ職人が焼き上げているため、生産量に限りがございます。
また、お日保ちも他のきんつばと大きく異なっておりますのでご注意ください。
「白小豆」最大の魅力はすっきりとした味わいと豊かな風味です。
赤小豆にはポリフェノールが含まれており苦味を感じますが、白小豆にはポリフェノールが含まれないため、優しい甘さを感じることができます。
ぜひ「幻の白小豆」を贅沢に使用した「白いきんつば」お召し上がりください。